親は完璧であるという幻想、崩壊

f:id:goodday_departure:20161108001808p:plain

 

どうやら自分の、親に対するイメージは幼少の頃のままだったようです。

自分の知らないことを知っている、料理もおいしく作れる、物を買える経済力、大きな車を運転できる。何でもできる。どこかでまだそんな思いがあったのかもしれません。(根深い)

 

ですが、今日5,6年ぶりに父親と会った結果、その幻想は崩れ落ちました。

 

 

素敵な気づきをありがとう

少々ドライなことを申せば、両親も「人の子」だなといいますか。

 

完璧な親である幻想は完全に崩れ、親と子という関係も少し無視して、両親の良いところと悪いところを冷静に判断できるようになりました。母の思いも理解しながら、一方で父の思いも理解できました。

 

 

どっちもどっち

自分があえて、二人の関係に物申すなら「二人のいざこざや揉め事は、俺に関係ない。」ということと、「離婚した原因はどっちもどっちかな」ということでした。

 

やはり、母親から一方的に話を聞くだけでは分からないものですね。しかし、母も父もたぶんまだ隠していることがあります。これがまたドギツイ話題なのでここでは伏せたいと思います(笑)

また、これはどちらを支持するしないという話ではありません。

何より、祖父や母には育ててもらった恩があるので、そういった点は数字で〇:〇のように簡単に支持率を数値化することはできないんだなと悟りました。

 

決意

一つ、自分に決めたことがあります。

それは、"ちゃんと金を稼ぐ"ということです。

僕は親の経済事情を知っています。

父親が、リストラされた話は聞いていましたが、復職まで1年間どんな生活をしていたかを聞きました。今は契約社員として働いており、正社員になるかどうかのところまではきているようで安心しました。

ただ、本当に、親から聞く「金がない」という言葉が一番辛い!(笑)

世の中には色んな「辛い」があります。いじめやパワハラを受けて「辛い」。テストの点数や業績が伸びなくて「辛い」。運動がハードで「辛い」。

僕の中で一番「辛い」のは、お金がないときというのがまた明確になりました。

自分がどこかでお金に執着していたのは、そこが原因だったのかもしれません。

 

これを機にお金に対する考え方や使い方などを、一度考え直そうと思いました。

そして、自分が"ちゃんと稼ぐ"ことで、自分にもそして(もし結婚したら)子供にも豊かな生活をさせてあげられたら良いなと思います。

 

自分のルーツの確認

ルーツと言ってしまうのは少し大げさかもしれませんが、自分にどんな血が流れているのかを知るいい機会になったのではないかと思っています。

なんというか…母子家庭であることの漠然とした、ぶつけるところのない苛立ちや悩みみたいのがあったのですが、それも今は消えてしまいました。

また新たなスタートを切ったような気すらしています。

 

楽しい人生を送れるように、精進していきたいと思います。

明日、5,6年ぶりに父親と会います。

f:id:goodday_departure:20161106172028p:plain

 

あまり、気乗りしないのですが。

明日、5,6年ぶりに父親と会うことにしました。

理由は、自分のルーツ?を探りたいという理由です。

自分の金遣いの荒さや、口だけになってしまうところなど(今は、父を反面教師にして治しております)、どうしても"母親側でない"癖や仕草が自分の中に存在していると気づく瞬間があります。

 

会って、それを治すキッカケにはならないとは思いますが。

 

母子家庭または父子家庭に育った方なら共感していただける方もおられるのでは?と思いますが、相手(母子家庭なら父親、父子家庭なら母親)の悪口を言います。それによって育てられると、性格が歪む可能性が大なり小なりあります。

 

「母子家庭」と検索すれば、候補に、性格というワードが出ます。

これは、父子家庭も同様ですが、"片親の家庭に育てられた子供は性格に難がある(歪んでいる)。"との定説です。言いたいことはわかりますが、人それぞれです。(これはどのページにも書かれています)

現に、自分の大学の友達も母子家庭ですが、凄く優しい良い子に育っています。

ただ、僕の場合はその"歪み"があり(笑)、それを把握しています。だから悩むのですが。

 

母親や母方の祖父、祖母と過ごしてきた自分。それだけではない、他の自分を探すために、明日は少し頑張ってみようと思います。

 

そして、本当の自分を見つける良い機会になればと心底思っております。

みんなビビっているんだ

f:id:goodday_departure:20161102002256p:plain

photo by:【カンブリア宮殿】地域密着型不動産会社の戦略について | DAIS&Co

 

ビビり探検家、という名前でこのブログをやっておりますが、その理由は日ごろからお世話になっている先生の「君の二つ名は、ビビり探検家じゃない?」という言葉がキッカケでした。

非常にありがたいのですが、正直最初は"ビビり(ビビる)"というワードにネガティブな印象を持っていたことは否定できません。あまり良い文脈では使われませんよね(笑)

ですが、先生は「一流の経営者でもビビりな人は多いよ。(中略)けど、だからこそ色々な可能性を考えられる」とも仰っていて、なるほどなぁと思っておりました。

 

ビビってるって損じゃない?

ただ、最近は、ビビっている自分に対してなんだかなぁと思っていたりもしていました。

ビビりな性格は損をしているのではないだろうか?実際に一流の人たちは、ビビることなく、イケイケでやってきたんじゃないのかな?とも思うようになってしまいました。

 

ビビりな成功者たち

そんなある日(10月20日)、何気なく観ていたカンブリア宮殿ストライプインターナショナル社長の石川康晴さんが出演されていました。

f:id:goodday_departure:20161102003733p:plain

石川さん photo by:社長メッセージ | 株式会社ストライプインターナショナル

ストライプインターナショナルといえば、アースミュージックアンドエコロジーで有名な会社です。その石川さんが、番組で

「怖いんです。今売れているブランドがいつ売れなくなるか怖いんです。」

 

スタジオにいた村上龍さんも

「実を言うと、俺も怖いですよ。小説の場合だけど、一体誰がこの本を読むんだ!?ってところから始める。」

と仰っていて、お二人が共感されていたのが非常に印象的でした。

また、お二方は「だからこそ、準備(下調べ)をする」と仰っていました。

 

石川社長は、売上1000億の会社を経営。村上龍さんはf:id:goodday_departure:20161102010511p:plain時代を代表する有名な小説家。そんなお二人が「ビビリ」なのには衝撃を受けました…。

 

他にもこんな有名人

他に思いつく有名人だとEXILEのHIROさん。自身の著書のタイトルが「ビビリ」とそのままなのですが、本の紹介には

ファンのみならず、
エンターテインメント業界、
働くすべての人が注目する男の
今いちばんリアルな人生哲学エッセイ。

 

ビビリだからこそ!?
絶対失敗しないように根回しをし、
策を講じる――。
EXILEが輝き続けるために行った、
世間を騒がせたいくつものプロジェクト。
それは、ビビリな性格だからこそ
大成功を収めることができた。

 と書いてあります。

 

また、現在、読んでいる本「マネる技術」の著者コロッケさん。

「マネるー」の中で彼は

「本質的にものすごく臆病、そして小心。だからこそ『フォロー』を忘れない。

 と述べています。

 

共通点

まるで自分に「ビビリでも大丈夫なんだよ」と、誰かが僕に言い聞かせるかの如く、最近はビビリであるという人の発言を目にします。

 

個人的に思う、彼らのすごいところ。それは、ビビっているけど、しっかり準備して・フォローして物事を達成していくという点です。ビビってしまうとどうしても足がすくんでしまって、歩みを止めてしまいたくなります。ただ、彼らの違うところはそれでも進み続けるところ。

 

ビビリの人はたくさんいて、その多くの人がそれ故に歩みを止めてしまう。ビビリだからこそ色んな可能性やリスクを考えらえる点は、必ず役に立つのですが、恐怖心に打ち勝てないのかもしれません。

 

ビビリの皆さま、さぁ腹を括って進みましょ。