親は完璧であるという幻想、崩壊

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どうやら自分の、親に対するイメージは幼少の頃のままだったようです。

自分の知らないことを知っている、料理もおいしく作れる、物を買える経済力、大きな車を運転できる。何でもできる。どこかでまだそんな思いがあったのかもしれません。(根深い)

 

ですが、今日5,6年ぶりに父親と会った結果、その幻想は崩れ落ちました。

 

 

素敵な気づきをありがとう

少々ドライなことを申せば、両親も「人の子」だなといいますか。

 

完璧な親である幻想は完全に崩れ、親と子という関係も少し無視して、両親の良いところと悪いところを冷静に判断できるようになりました。母の思いも理解しながら、一方で父の思いも理解できました。

 

 

どっちもどっち

自分があえて、二人の関係に物申すなら「二人のいざこざや揉め事は、俺に関係ない。」ということと、「離婚した原因はどっちもどっちかな」ということでした。

 

やはり、母親から一方的に話を聞くだけでは分からないものですね。しかし、母も父もたぶんまだ隠していることがあります。これがまたドギツイ話題なのでここでは伏せたいと思います(笑)

また、これはどちらを支持するしないという話ではありません。

何より、祖父や母には育ててもらった恩があるので、そういった点は数字で〇:〇のように簡単に支持率を数値化することはできないんだなと悟りました。

 

決意

一つ、自分に決めたことがあります。

それは、"ちゃんと金を稼ぐ"ということです。

僕は親の経済事情を知っています。

父親が、リストラされた話は聞いていましたが、復職まで1年間どんな生活をしていたかを聞きました。今は契約社員として働いており、正社員になるかどうかのところまではきているようで安心しました。

ただ、本当に、親から聞く「金がない」という言葉が一番辛い!(笑)

世の中には色んな「辛い」があります。いじめやパワハラを受けて「辛い」。テストの点数や業績が伸びなくて「辛い」。運動がハードで「辛い」。

僕の中で一番「辛い」のは、お金がないときというのがまた明確になりました。

自分がどこかでお金に執着していたのは、そこが原因だったのかもしれません。

 

これを機にお金に対する考え方や使い方などを、一度考え直そうと思いました。

そして、自分が"ちゃんと稼ぐ"ことで、自分にもそして(もし結婚したら)子供にも豊かな生活をさせてあげられたら良いなと思います。

 

自分のルーツの確認

ルーツと言ってしまうのは少し大げさかもしれませんが、自分にどんな血が流れているのかを知るいい機会になったのではないかと思っています。

なんというか…母子家庭であることの漠然とした、ぶつけるところのない苛立ちや悩みみたいのがあったのですが、それも今は消えてしまいました。

また新たなスタートを切ったような気すらしています。

 

楽しい人生を送れるように、精進していきたいと思います。