少々の無気力の中で
おはようございます。現在、少々の無気力状態です。
理由ですが、この夏に実家に帰ることで、何だかんだで自分が親に依存していることに気がつきました。
経済的にも、精神的にも、のような気がします。
早く自立したいなぁ…、お金をたくさん稼ぎたいと思う気持ちと裏腹に、自分の将来の不透明な部分が多いこととの葛藤にここ数日は悩まされました。
いつもの「漠然とした悩み」でした。
加えて、実家には祖父と母の2人の生活のようで、日中は祖父だけになってしまうのも心配…と考えを色々と巡らせておりました笑
(ガッツリ悩んでいたというのが正解ですが汗)
自分がどうすることもできないことはたくさんあるし、そもそも自分の明日すら分からないのによくもまぁ…と反省しています(笑)
ただ、今回の帰省で思ったのですが、自分が存在しているだけで価値提供できているのは家族だけということ。なので、実家に帰れる時は帰ろうと思います。
今回も悩みはしていますが、それと同時に自分がやらないといけないことがあるのも事実。
お金を稼ぐにはバイトをしないといけないし、生きるためには食べる必要がある。ということで、悩みに区切りを設けるなどして自分の悩みと向き合うことが少しうまくなりました。
以前なら難しかったですが、悩みながら動くということが実行でき始めたと思っています。
ひとまず、お金を稼いで、食べたいものを食べて、行きたいところに行って、着たい服を着るという何の変哲もないことからやっていきたいと思います。
シンプルですが、今まで叶えられたか?と聞かれるとそうではないので…。
特に先のことを考えすぎず、もう少し気楽にやりたいようにやろうと思います!
有名になる→他人が軸という気づき
免許を取得してかれこれ1週間が経ちますが、順調に、安全に運転できていてとても楽しいドライバーライフを過ごしています(笑)
先週の木曜日に、久しぶりにコンサルをお願いし、3月の就活までにひとまずどう動くかという相談をさせてもらって来ました。
そろそろ身の振り方を決めなければ…と思いつつも、思い通りにいかない毎日に焦りや苛立ちを感じ、時間だけが過ぎていく毎日にさすがにやばいぞ…と思っていましたが、先生いわく「かなり毒が回っている状態」とのこと。
反省です。
そのコンサルの中で心に残った話題は「承認欲求」について。僕は承認欲求がだいぶ強いとのこと。自覚はありませんでしたけど…。僕の場合は、承認欲求が強いのに、行動が伴っていないからまずいとのことでした。
帰宅して、承認欲求について色々調べてみました。
調べる中で、最も印象的だったのが、「承認欲求=他人の評価」という点です。
有名であるということは他人の評価の元、成り立つことであって、自分だけでは「有名」にはなれませんよね。まぁ、当たり前のことなのですが、他人の評価で生きていくのかぁ…とふと思いました。
なんかもろいなと。他人の評価を第一に置いてしまうことはあまりにも寂しいことにようやく気付き始めました。
そうなってしまうと早いもので、今は「有名になる」という他者からの評価ではなく、これから「自分が何をするか、どう思うか」を第一に置き、進んで行こうと思っています。
今まで、自分のもろさを感じたとき、結局気にしていたり、価値を置いていたのは他人からの目だったなぁと思います。反省。
あれだけ強く欲しいと思っていたものを所有した途端に飽きてしまうのも、自分に満たされていないからかなぁと思ったりもしています。
自分が満たされ、「たのしい」と思える状態はどんな状態なのか。これから追及していければと思います。
青山のBar Radioに行ったときのお話
今月頭から励んでいた免許取得ですが、ようやく免許を取得することができました。これで、運転する資格を手にしました!友達にも言われましたが、少し「大人」になったような気がします(笑)
ここ最近は、期末テストの準備や試験やらで冒険(探検)や挑戦する機会が少なく、刺激の少ない日々の繰り返しでした。次はどこへ足を運ぼうかなぁと思っていたところ、このブログを始める前、今年の2月に青山にあるバー、ラジオに行きました。
きっかけは先生のひと言
コンサルをお願いしている先生に「バーラジオ、行ってみると良いよ。」とおススメしていただいたのが、きっかけ。月末にバイト先から支払われるのありったけの交通費を握りしめて、Radioに行ってみました。
Bar Radio
表参道神宮前界隈で1970年代から愛され続ける、オーセンティックなバー。青山通りを一本入った静かな路地に佇む一軒家で、日本のバーのなかでも突出した存在である、尾崎浩司による珠玉のカクテルを楽しめる。ゆっくりとグラスと向き合って、真っ当なカクテルを飲むならばここ。4人がけのテーブル席もあるが、やはりこの店ではカウンターで一切の無駄のないバーテンダーの所作を楽しみながら飲むのがいいかもしれない。内装の隅々まで洗練された同店だけに、失礼のない服装で訪れたい。店内禁煙、チャージ1,000円。カクテルは1,500円から。
photo by:バー ラジオ
外苑通りを少しはずれたところにひっそりと佇んでいて、周囲にある家々とバッチリどうかしていた店舗。「Radio」の看板を何度も何度も確認し、恐る恐る入っていきました。
photo by:表参道に進出した創作中華は、古民家で口説ける雰囲気![東京カレンダー]
2階へ上がる階段が、『青山はしづめ』の入口で、右奥の扉がラジオ。
入った瞬間に間接照明と店内の絶妙な暗さ、そして微かに聞こえてくるジャズの音色がこの店の素晴らしさを物語っていました。「おやおや?ここは想像以上にガチじゃないか…」と、食べログなどの下調べ一切なしで行ったことに少し後悔しながらカウンター席へ。ちなみにお客さんは外国人のカップルのみでした。
photo by:バー ラジオ
この写真ほど店内は明るくなく、必要最低限の場所に間接照明が照らされていました。どこか幻想的で、違う文化に身を置いているような、それでいて凄く心地いい店。
カウンターに座り、気づいたのは、長テーブルの質感と気配り。この長テーブルの艶と質感がたまらないので、ずっと座っていたくなります。また、このテーブル手前の丸みを帯びたところ。これは、座ったときにお腹にフィットするんです。少し前かがみになって座るととても気持ちがいい。こういう何気ない配慮が一流の所以なのかも…なんて思いながらメニューに目を通しました。
やらかしてしまう
厚めのメニューに一通り目を通したあと、せっかく有名なバーに来たのだから、という気持ちもあり、コミュニケーション取ることも兼ねて店員さんに聞いてみよう。そう思った僕は
「何かおススメありますか?」と聞きました。すると
「全部です。」と言われ、
「このメニューにあるもの全てがおススメです。そうでないとメニューには載せません。」
…失礼しました!!(泣)
さすが有名店
開始早々やらかしてしまいました。「うわ~やらかしたなぁ…。そりゃそうだ、昔からの有名店なのにこんな質問は不毛だった。」と半泣きで(笑)思っていたのですが、すかさず
「分からないことがあれば、是非聞いてください。分からないからと言って、恥ずかしいことはありません。私たちは喜んでお教え致します。」
「メニューに書かれているお酒がよく分からない場合、ご自身が今一番飲みたいと思うイメージをお伝えください。例えば、炭酸ですっきりと甘めでごくごく飲めるようなもの、のようにです。そうすればこちらからいくつかご提案させていただきます。」
と仰いました。めちゃくちゃ親切…。というか、これぞ有名店が有名である所以。バーの楽しみ方なんぞ知らない若造に対しても、ハッキリとそしてしっかり教えて下さるBar Radio。そこからは本当に盛り上がりました。
店員さん「最近バーに来る若い世代の方は減りました。昔は、上司の方に連れて来られ、その方が出世して自分の部下を連れてくる…というサイクルができていたのですが、ここ最近はそういう付き合いも全体的に減り、なんというか元気がなくなった印象を持ちます。若い世代の子達も自分たちのプライベートを大切にするあまり、上司との社外でのコミュニケーションが減っていると聞きます。」
僕「僕、目上の人にガンガン連れてきてもらいたいなと思っているのですが、どうすればいいですかね?」
店員さん「やはりそこはあなたの成長を見せるべきです。成長したいという思いと、その結果です。あいつを連れてきて良かったなと思ってもらうんです。お返しはしなくていいんです。それが年上の方々へのお礼になります。」
僕の質問(というか愚問)にも、誠実に答えて下さって、ちょっとした教訓まで教えて下さいました。これ、今の自分が考えている「先輩方に尽くす」とか「価値の提供」「貢献」と通ずるところがあります。お酒も人生も教えてくれるバー・ラジオ。
最初は尻込みしていたけれど、良いお話をたくさん聞けて、一人で来てよかったなぁと思いました。
2時間ほど談笑したところで、海外組のお客さんが来たタイミングでお会計。どうやらこのバーは海外の方が多くいらっしゃるそうです。チャージ料込みで2杯4400円くらいだったかな。ここの空間、人、お酒にはそれだけの価値があります。
このバーの有名オーナー、尾崎さんはいらっしゃらなかったですが、「是非次回は電話で尾崎さんがいるか確認していらしてください」とのこと。
photo by:バー ラジオ ↑尾崎浩司さん
次は是非お会いしたいものです。